こんにちは、ともです(^^♪
「エントリーサインが出るのを待てなくついポジってしまう！」
というFXトレーダーにありがちなポジポジ病から、
「FXのことが気になって仕事（家事）が手につかない！」
「毎日資金が減るんじゃないかって不安で仕方ない・・・」
という深刻な悩みまで、FXを真剣にやればやるほど
様々な悩みを抱くことになります。
FXはギャンブルやテレビゲームと同じように刺激が強く、
トレードで大きく稼ぐことができると、
脳内物質の快楽成分であるドーパミンがたくさん放出されます。
これが原因で、うまくいっているときはいいんですが、
負けが続いている状況だと、
ひどいときには日常生活に支障をきたすほど
落ち込むことになってしまいます。
今日はFXが関係する病気と、
FXのリスクの話、メンタルを一回の
トレードでブレないようにするための
考え方をお話したいと思います(>_<)
FXに関係する心の病気の種類とかかる原因
FXが、ドーパミンという快楽物質に
強く関係することは、さきほどお話しました♪
ちなみにドーパミンというのは、
中枢神経を興奮させて、
快感や喜びを感じさせる脳内物質です
FXで勝ちトレードを経験して、
ドーパミンが放出されて喜びを感じれば、
それ以降もこの報酬を求める仕組みが
脳につくられるので、結果的にFXに
依存しやすい脳が出来上がっていくのです。
なんだかかなりこわい話のように思ったかもしれませんが、
例えばゲームやスポーツでもこの仕組みは作られるので、
FXに限った話ではないんですよ！(ﾟ∀ﾟ)
それにスポーツでいえば、
この仕組みがあることによってかけっこで
一等賞を目指したり、大会で優勝するように
一生懸命努力することができたりと
良い働きもあるわけです☆
さて、FXでかかりやすい病気というのは、
このドーパミンが関係していることが多いんです。
例えば“ポジポジ病“ですが、
これは脳がドーパミンを求めてしまい、
その結果としてエントリーサインが出る前に、
「なんとなく勝てそう」と思った場面で
ついエントリーをしてしまうんです。
このポジポジ病はトレーダーの天敵で、
例え勝てる手法を使っていても、
それ以上に無駄なエントリーをしてしまう為、
なかなか資産をプラスにすることができません(;・∀・)
具体的な対処法としては、
まず短期トレードをしないことです。
（少なくともポジポジ病が治るまでは）
短期トレードになるほど、
勝敗結果がすぐに出るので、
勝てるまで何度もポジってしまいます。
スイングトレードだと短期的な損益の変動にそこまでドキドキしないので、まずは長期的な取引でFXと距離をおくことが大事です。
こういう感じでまずは長期的な視点でトレードしつつ、
FXに慣れてきたところで、
短期取引も試していけばいいんじゃないかと思います☆
もう一つは、ポジポジ病前提で
トレードすることです。
具体的には、何度もエントリーすることを
最初から想定しておいて、
ロットを小さくすることで、
適当なエントリーで発生した損失を
小さくする感じです。
もちろんポジポジ病を治せることが一番ですが、
なかなかすぐには治るものではありませんからね・・・（汗）
なのでこういった、現実的なアプローチも凄く重要です！
そして次にあるのが、
例えば仕事や家事が手につかなくなったり、
FX以外に対して無気力になったりして、
最後には借金までするようになってしまうケースです（汗）
これは、ハッキリ言えば、
アルコール依存症やギャンブル依存症といった、
依存症のときに出る症状とほぼ同じといわれています。
この場合は、FXからいったん離れたほうがいいと思います。
負けが続いているのであれば特にそうです、
というのも、FXはがむしゃらにやっていれば
勝てるわけではないからですね。
むしろ投資では、
“適切なタイミング（チャンス）を待つ“ことが
重要なので、できるだけ取引回数は減らすほうがいいと私は思っています。
FXから離れるのが難しければ、
デモ口座で取引を続けるなどしながら、
心療内科などの専門家に相談するのも良いと思います。
最後は、心の病気ではないですが、
負けた時にひどく落ち込むケースです。
正直な話、負けたら誰でも落ち込みます、
ともももちろん落ち込みますし・・・(笑)
あの、何百億円も稼ぐ有名な投資家の
ジョージソロスさんでさえも、
負けてるときは腰がめちゃくちゃ痛むそうですからね！(;´･ω･)
ただ、取引に慣れているトレーダーと、
そうでないトレーダーでは落ち込むポイントが違います！
凄腕のトレーダー達は、
トレードのルールを守れなかったり、
ムキになって冷静さを失ったトレードを
していたり、過ちを犯していたことに
気付いたときに、落ち込むというか反省をしています☆
だけど、初心者の方がよく落ち込むのは、
一生懸命分析した予測が外れたり、
インジケータのサインでトレードしたのに
上手くいかなかったり、何より、
お金を失ってしまったことに焦点を当てがちです。
経験豊富なトレーダーであれば、
予測やインジケータのサインが外れることは
わかっていますし、
お金を失っても初心者の方ほど落ち込みません。
この両者の違いは、
FXのリスクを受け入れられているか
そうでないかの違いだと、私は思っています。
FXにリスクはつきもの、
勝率100％は有り得ない！
FXのリスクを受け入れるというのは、
どういうことかを説明しますね♪
FXというのはまず・・・
必ず負けます！
数回だけ取引するならまだしも、
FXを続けていこうと思ったら
勝率100%は、絶対ありえません！(;・∀・)
どんな優秀な手法にも、
連勝期間があれば連敗期間も当然あるので、
相場環境によっては負けのほうが
多いなんてことも当たり前にあるんです。
“必ず負ける＝資産がマイナスになる時期がある“
というリスクを、受け入れることが大事です☆
そのためにはまず、トータルで勝つことを
目標にすることで、
一回一回の勝ち負けに動揺することがなくなり、
落ち込むことも減ってくるようになります。
あと、失敗取引を何回も経験することで、
自然と一回一回の損切りに慣れてきます。
「なるほど、FXをするなら負けることは避けられないんだな・・・」
ということが理解できると、
次のステージに進むことができますよ♪
あとは、トレードのリスクを
小さくすることが大事ですね☆
例えば、あなたの全財産を
一回の取引につぎ込むことを想像してみてください。
勝てば全財産が２倍に増えるけど、
負けたら０円という状況・・・。
考えただけでもドキドキすると思います。
それでは、負けたら10円、
勝ったら50円というのはどうでしょう？
多分全然ドキドキしませんよね？
「まぁ勝ったらラッキーかな？」
って感じで、気軽だと思います(笑)
この気軽な感じがすっごく大事なんです☆
しかも全財産をかけた取引は
リスクとリターンが1:2ですけど、
小さな金額をかけた方は1:5なので、
実は後者のほうがお得なトレードなんですよね。
こういう風に、リターンが
大きい投資こそ少額でやるべきなんです。
少額でリターンの大きい投資をコツコツやるほうが確実ですし、
何よりひどく落ち込むほどの損失がでないので
結果的にメンタルに悪影響も出にくいです！
ついつい億トレーダーに憧れて、
最初から大きな金額で大きなリターン
（刺激）を求めてしまうかもしれませんが、
これは色んな意味でよくありません。
昔のともみたいに、大きな金額を負けて
冷静じゃなくなってしまえば、
例え勝てる手法を持っていたとしても、
一回の負けで失ってしまうことになりますよ（汗）
今日のまとめ
・FXとドーパミンは密接な関係がある
・ポジポジ病はドーパミンを求める脳の仕組みが原因
・FXトレードは短期取引ほど刺激が強い
・大きな金額ほどメンタルに影響が出る
・落ち込まないようにするためには、
あらかじめリスクを受け入れて、
コツコツやることが大事
以上です☆
なかなかFXがうまくいかなくても、
自分のことを必要以上に責めないで、
少しずつゆっくり慣れていきましょうね(*^^*)
